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飼ってた犬がが死んでから4~5年経つのだろうか。

今でも時々そのころのことを思い出す。まるで家族ののように心の隙間に入り込んでいた彼が突然いなくなるのだからその衝撃はかなりのものだった。彼を愛していたせいかそれとも彼に依存していただけなのか・・・心にポッカリ空いた穴のような物がなかなか埋まらないのには閉口した。

さて先日TVでニュースをなんとなく見ていたら話題が鳥インフルエンザのことになっていた。日本でも最近その発生が伝えられなかなかタイムリーな話題なのである。

前世紀末からのエイズに始まり新型肺炎SARS、プリオンが引き起こす狂牛病等々・・・21世紀は感染症の世紀になるだろうと言われていたのが現実になってるようでなんとも末恐ろしい感じがする。かたや遺伝子治療やら薬も敵のタンパク質の構造を解析してそれにあったものを合成するとか、はたまた頭を輪切りにしてそれを組み立て直してモニター上で見たりできたりと進歩しているのか何なのか分からなくなる時があるのである。

話をニュースに戻そう。そうそれは隣国である韓国で撮られた映像だった。最近国際交流も活発になってきて喜ばしいことこの上ないのだがその隣国でも鳥インフルエンザが発生したらしい。そしてTVに映っていたのはその時の様子であった。日本では鳥インフルエンザと言うとどうも養鶏場を想像するのだがその時の映像はアヒルのようだった。

家畜と言われる動物たち。長い歴史の中でただ単にそのお肉が美味しかった(?)それだけの理由でこちらの都合にあわせて改良され未だに食卓には欠かせない存在の彼ら。余談になるが以前ケニア観光に行ったときに散々サファリでキリンだのサイだのシマウマだの見てはしゃいだあげくにとある飲食店に連れて行かれたことがあった。行ってみると驚いたことにさっきまであんなに「すごいね」とか「かわいい」なんて言ってた彼らが焼き肉っで登場なのである。そらキリン食えだのこれはシマウマちゃんよなんて感じで。結果一つ気が付いたのは普段口にしている豚だの牛だののお肉って美味しいのである。

なんだか話が前後してなかなか先に進まないが話をもう一度愛犬の事に戻そう。15年以上も家族の一員として暮らした彼がだんだんと弱っていき最後は病気で亡くなったのだがその時強く思ったことがあったのである。何故自分の犬にはあんなに愛着があってそれこそ自分の命ぐらい大切な存在なのに食用って理由だけで家畜君達は毎日せっせと殺されて食卓に上るのに何の疑問も感じないのか。TVに映るカルガモを見てキャーキャー騒いでるその口に鴨南蛮をほおばって旨いって言ってるそんな感じでなのである。

さて韓国の映像は僕には衝撃的だった。感染の恐れがあると言う理由で殺処分となるアヒル君の行く末である。今ここでそのこと自体になんくせを付けるつもりは無いがその映像を見た途端「それはないだろう!」って怒りがこみ上げてきたのである。防護服に身を固めた人達が次々とビニール袋に彼らを生きたまま詰め込んで行くのである。いやまだそこまでは冷静さを失ってはいなかった。問題はその次であるそのビニール袋をトラックに次々放り込んで出発。どこぞに掘った穴まで連れてこられた彼ら闇雲に袋からまっさかさま穴の底にごろごろである。でもそうは言っても彼らもまだ鳥のプライドは捨てていません「こんなの平気さ」なんて面構えで上を見上げているその瞳のつぶらなこと。その何の疑いも無い彼らにどっさどっさと土をかけていくのでのである。流石と言うか幸いと言うべきかにその先の映像は無かったがアナウンサーのクールな声は彼らが生き埋めで殺処分されたことを淡々と我々視聴者に伝えていたのである。

毎日のように肉を食っている私に何が言えるかって。言えるはず無いじゃないですか。生きていくってきれい事じゃ済まなくて誰かの命を頂いてはじめて我々はその生命を維持できるのですから。だから思ったのです。せめて我々のために命を捧げてくれた(当の本人にはその気は多分無かったとは思いますが)彼ら(植物だって例外じゃありませんよ)に有り難うとそれぐらいの気持ちはあっても良いじゃないかって。そう言う気持ちがあればあんな事はあるはずが無いと強く思ったのです。かつて世界大戦でナチスの思想のもと犠牲になった多くのユダヤ人。何故あんな事が起こったのか?なんだか根っこは同じ気がしてならないのである。

命の尊さと言うか我が地球号の乗組員全てが同じように持ってる筈の尊厳って普段から注意深くしてないとどっかに置いて来たり忘れてしまったりしがちなんじゃないかってそう思った瞬間でした。

| Copyright 2004,01,16, Friday 08:10pm MichioKawano | comments (0) | trackback (0) |

 

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